【筑波山】ロープウェイとケーブルカーどちらで登る?混雑情報やベビーカーで行けるかどうかも解説
筑波山は日本百名山の中でも標高が低く、東京都心からも行きやすい場所にあるため、子どもでも比較的登山がしやすい場所として有名です。
さらにロープウェイとケーブルカーも整備されているので、お年寄りや子どもでも登山を楽しむことができます。
今回は、3歳児と0歳児を連れて筑波山に登った経験も踏まえて、子連れの場合はロープウェイとケーブルカーのどちらがおすすめか?についてまとめました。結論としては、
ですので、子どもと一緒に筑波山に登る予定がある方はぜひ参考にしてみてください。
筑波山とは
茨城県つくば市の北端にある標高877mの山で、昔から「西の富士、東の筑波」と評されている日本百名山のひとつです。
筑波山ケーブルカー&ロープウェイ (mt-tsukuba.com)
筑波山に登るには
筑波山登山をするためには、歩いて登山をする他に、ロープウェイとケーブルカーで山頂付近まで登る方法があります。
今回は小さい子ども連れの方向けに、ロープウェイとケーブルカーで登る方法をご紹介します。
ケーブルカー
筑波山神社隣の宮脇駅から筑波山頂駅を結んでおり、全長は1,634m、所要時間は約8分間です。毎時00分、20分、40分の20分間隔で運行しています。
基本運賃は以下の通りで、団体運賃や割引運賃も設定されているので、詳しくはHPをご確認ください。
種別 | 片道 | 往復 |
---|---|---|
大人(中学生以上) | 590円 | 1,070円 |
小児(6歳~小学生以下)※6歳未満は無料 | 300円 | 540円 |
ロープウェイ
つつじヶ丘駅と女体山駅を結んでおり、全長は1,296m、所要時間は約6分間です。1台に71名が乗車できる大きなもので、毎時00分、20分、40分の20分間隔で運行しています。
基本運賃は以下の通りで、団体運賃や割引運賃も設定されているので、詳しくはHPをご確認ください。
種別 | 片道 | 往復 |
---|---|---|
大人(中学生以上) | 750円 | 1,300円 |
小児(6歳~小学生以下)※6歳未満は無料 | 380円 | 650円 |
2・3歳児連れやベビーカーで登るには?
ベビーカーの場合はロープウェイがおすすめ
ロープウェイ発着点のつつじヶ丘駅は、大駐車場からそのままロープウェイに乗れるため階段が1段もありません。そのため、ベビーカーに子どもを乗せたままロープウェイに乗ることができます。
山の上の女体山駅には展望台に出るために下の写真の通り約40段の階段があるので、ここはどうしてもベビーカーを畳んで階段を下りる必要があります。
展望台から女体山駅に行く際も、同程度の階段を上る必要がありますが、ここさえクリアできればベビーカーでも女体山駅まで行くことができます。
女体山側の展望台は写真の通りこじんまりしていますが、売店兼カフェも1件あります。
この女体山駅から女体山頂に行くためには登山道を登る必要があるため、小さい子ども連れやベビーカーで登るのはおすすめしません。
ロープウェイや展望台からの景色は素晴らしくて大人でも感動します!天気が良ければ富士山も綺麗に見えますよ!
ベビーカーなし&抱っこする余裕があればケーブルカーがおすすめ
ロープウェイのつつじヶ丘駅は階段が1段もないのに対し、ケーブルカー発着点の宮脇駅に行くためには、筑波山神社まで約100段と筑波山神社から宮脇駅まで約80段の合計約180段の階段を上る必要があります。
ベビーカーを畳めば行けなくもないですが、大人1人だと厳しいです。またケーブルカーなので、宮脇駅と筑波山頂駅のどちらも乗り場は階段状になっていることもあり、ベビーカーがある場合はケーブルカーはおすすめしません。
しかしながら、ケーブルカーの発着点には筑波山神社があるのに加え、終着点である筑波山頂駅は御幸ヶ原に位置しているので、展望台レストランやお土産物屋さんもあったりでかなり開けています。
ロープウェイ女体山駅展望台と比べると、圧倒的に広くお店も充実しています。余裕がある場合は、ケーブルカーを利用すると楽しむポイントが増えるのでおすすめです。
ケーブルカーは森の中を走っていくので、景色を見るというよりは紅葉や新緑を楽しむ感じです。
ケーブルカーもロープウェイと同様に、筑波山頂駅から男体山頂までは登山道を登ることとなるので、小さい子どもがいる場合は登頂はあまりおすすめしません。
ケーブルカー・ロープウェイの混雑状況
ピーク時(GW・秋)の休日
高尾山なども同様ですが、春の桜や秋の紅葉の季節は、休日は信じられないくらいに混雑します。駐車場に入ることすら行列になるので、小さい子連れでのおでかけはおすすめしません。
ピーク時(GW・秋)の平日
私が紅葉の時期に行った際は、登りは待たずに乗れましたが、下りは団体客がいたこともあり次の便になりました。ケーブルカーもロープウェイも運行は20分間隔になるので、車内が混雑していることも多いです。
ピーク時以外の休日
天候や時期にもよりますが、私が夏の晴れの日に行った際は待たずに乗れましたが、車内は混雑していました。駐車場も空いていたので、特に不便はありませんでした。
ピーク時以外の平日
基本的には団体客と一緒にならなければロープウェイも座れるくらい空いています。
乳児・幼児連れでも筑波山は楽しめる!
今回は、小さい子ども連れで筑波山におでかけするための情報をご紹介しました。ケーブルカーやロープウェイは普段あまり乗れないので、それに乗るだけでも子どもは嬉しいですよね。
ぜひ小さい子ども連れで筑波山におでかけしたいと思っている方は、参考にしてみてくださいね