『堀江貴文のChatGPT大全/堀江貴文・荒木賢二郎』の感想と学び
これから子どもたちが生きていく時代に取り残されないよう、まずは親が少しずつでも勉強していこう、ということで今回はSNSでも話題になっている『堀江貴文のChatGPT大全/堀江貴文・荒木賢二郎』という本を読み、学びがありましたのでこちらで紹介させていただきます。なお、子育て中の親の視点で記載しています。
本の概要
この本は、みなさまご存じの実業家である堀江貴文さんの本で、人工知能モデルであるChatGPTの活用方法について記載されています。著者である堀江さんと荒木賢二郎さんだけではなく、ChatGPTをビジネスで活用している全18名の方の活用例についても具体的に紹介されています。
この本を読むことで、ChatGPTの基礎知識を学びながら、ビジネス・コミュニケーションの効率化や、子育てへの活用、ChatGPTの将来性などの知識を学ぶことができます。
堀江貴文のChatGPT大全を読んだ感想と学び
AIの発展に前向きな期待が持てた
結論から言うと、私は読んで良かったです。と言うのも、私は今後子どもたちが生きていく未来について、AIの発展や日本経済の観点などから漠然とした不安を持っていたのですが、この本を読んで、AIと人間が共存していく新しい時代になっていくのかも、と前向きな期待を持つことができたからです。特に印象に残ったのは、以下の箇所です。
人間には、AIにはない魅力や特性がある。それは感情だったり、想像力だったり、直感だったりする。そして、それらは人間が持つ無限の可能性を示している。
私は親の視点から、どうしたら子どもの人間の魅力や特性を高めることができるのか、と考えてしまいましたが、そこはもう親がどうこうできるところではないと思うので、私自身がいろいろ勉強しつつ、子どもたちには色々な経験をさせようと思いました。
ChatGPTを子育てに活用しよう
「ChatGPTを何歳から使わせるか?」など、ChatGPTを子どもに使用させるかどうかの議論をSNSなどでも目にしますが、本書では以下のように記載されています。
例えば、GhatGPTが使えるタブレットを子供に渡しておけば、・・(中略)・・子供たちが豊かな教育を受け、多様なスキルを身に着けるためにも、AIという新しい道具を活用しよう。
私もその通りだと思っていて、ChatGPTの文字や音声を理解できる年齢になっているのであれば、どんどん子どもには使わせようと思っています。自分で調べる力や、国語の力が上がらないなどの心配はありますが、本当にその力がつかないのか、そもそもこれからの時代に必要な力なのかも分かりませんしね。
ただ、現時点ではある程度の制限は必要だとは思っています。
反対意見を知るのに使いたい
ビジネスインフルエンサーの田端信太郎さんが以下のように記載している、ChatGPTで反対意見を知る、という活用方法がすごく良いと思いました。
(前略)・・・反対側の意見を自分で知るっている壁打ちにはすごくいい。
私はあまり他人の意見を気にしない分、他人の意見を考えることも少ないので、ChatGPTで反対意見を聞いてみるというのは本当に自分に必要な活用方法だと思いました。
まとめ
この本を読んだ後、実際にChatGPTに登録して使用してみたところ、便利すぎて驚きました。実際に、この記事の「本の概要」の項目はChatGPTで下書きをしてみたところ、私より上手な文章で出力してくれました。
また、私の働いている業界では情報管理とセキュリティが命なので、OpenAI社に情報が集められてしまうと思うと、仕事で積極的に活用するにはまだ難しいのかなと感じましたが、きっとそういう問題もクリアされていくのだろうと思いました。
私が知らないだけでもうクリアされているかもしれません。
この本の内容としてはChatGPTの初歩的なものとなるので、これからChatGPTを勉強したい方や、ChatGPTが気になっている方は、多くの方の活用例も学ぶことができるので、ぜひ候補に入れてみてください